スキレットのサビを落とす方法!くず野菜を使ったシーズニングも解説!
こんにちは。ブラウニーです。
9月に入って突然肌寒くなりましたね。
いよいよキャンプ本番の秋がやってくるようでワクワクします!
そこでキャンプの準備をしていたら、以前使ったスキレットに赤錆を発見!😢
今回は思い切ってスキレットのサビ落としとシーズニングをやってみました。
「しばらく使ってなかったらスキレットがサビだらけになっていた」
という方は是非参考にしてくださいね!
初めにスキレットの説明をしていますが、手っ取り早く錆取りの方法が知りたい方は目次から飛んでください!↓
スキレットとは
日本語でいうところのスキレットは、鋳鉄製のフライパンのこと。
英語 "skillet(日本語音写例:スキリット)" に由来する外来語であるが[1]、原語では「小さなフライパン」など[1]という意味でしかない。日本語と同義といえるのは cast-iron skillet と表現したときで、「鋳鉄の小さなフライパン」という意味になる (cf. cast-iron cookware)。
ダッチオーブンの一種とみなされる場合もある。本体の厚さと素材のため、温度がゆっくり均等に伝わる。同じ大きさのフライパンに比べると重く、テフロンコーティングなどは施されていない。鉄そのものの特性を生かして作られている。そのため、長持ちさせるためには手入れが必要である。スキレットカバーがあれば、蒸す、燻す、煮る、揚げるなど多様な料理に使うことができる。屋内外を問わず、家庭料理からアウトドアまで使用範囲が広い。形や大きさも多様で、用途によって使い分けることが多い。調理後そのまま皿として使うこともある。
参考:Wikipedia
スキレットは板に厚みがあり蓄熱性が高いので分厚いお肉を中までじっくり火を通す調理などが可能な鉄製のフライパンです。
肉料理やアヒージョ、パエリアなど、どんな料理も美味しく作れるんです。
一方でスキレットやダッチオーブンなどの鉄製品はとっても錆びやすいです!
少し水分に触れた状態であっても一日と経たずサビる場合もあります。
私も以前使用して水洗いをしたあと、適切な手入れをしなかったため赤錆が発生してしまいました。
でも一度サビてしまったスキレットも復活させることができます。
スキレットのサビを落とす方法
①赤錆が黒くなるまで熱する
固まった赤錆を炭化させてはがれやすくするためにコンロやバーナーなどで熱します。
持ち手が高温になりやけどの危険があるので、防火グローブやペンチを使用しましょう。
ちなみに私は両方ともなかったので、鍋掴みを二つ重ねて使用しました。!
また換気に注意する必要があるので、なるべく屋外で作業してください。
②粗熱をとってからぬるま湯と金たわしでこする!
赤錆が黒くなったらいったん火を止めて、粗熱が取れるまで待ちます。
まだ高温のまま水をかけると急な温度変化でスキレットにひびがはいってしまうからですね。
スキレットは鋳造で一度割れてしまうともとに戻らないので注意です。
ある程度温度が下がったらぬるま湯をかけながら金たわしで炭化した部分をこすります。
こすっていると黒い液体や炭の塊が出てくると思いますので、それらが出なくなるまでこすりまくりましょう。
ただし原則食器用洗剤は使わないこと。
理由は「食器用洗剤がスキレット表面の酸化防止の油をおとしてしまうから」です。
これでは後にも書くシーズニングの工程を水の泡にしてしまいます。
何度こすってもどうしても取れない場合のみ食器用洗剤を使用しましょう。
でも大抵のサビはぬるま湯と金たわしで十分だと思います!
③水気をふき取り油を薄くひく
ある程度洗い終わったらタオルやキッチンペーパーで水気をふき取ります。
実はこの「水気をふき取る作業」が結構大事です。
というのも私はこの「水気をふき取る」という作業をし忘れて、濡れたまま再度火にかけていました。
その結果
洗う前よりサビだらけになってしまったんです。。。。。。
よく考えたら分かるんですがその時の僕はぼけていて
「なんで洗ったのにサビ広がってんだろう?」
と思って、洗っては火に当てる作業を三回くらい繰り返していました💦
こんな失敗するのはおそらく僕だけだと思いますが一応皆さんもお気を付けください!
水気をふき取ったら食用油(できればオリーブオイルがよいそう)をスキレットの中央に入れ、キッチンペーパーで表面に薄く塗ります。
取っ手の部分もさびやすいので丁寧に塗りましょう。
油が全体にいきわたって鍋の色が黒く艶っぽくなったら十分です。
あとはほこりやゴミが付かないように新聞紙で包んで湿気の少ないところで保管しましょう。
ここまでの作業で錆取りは終わりです。
次に焦げ付きにくくする大事な作業「シーズニング」を紹介します。
シーズニングとは
シーズニングとは「油返し」ともいわれる、鉄フライパンやスキレット、ダッチオーブンなどでは欠かせない作業です。
この作業をすることで焦げ付きにくくなったり錆の防止になります。
またシーズニングを十分におこなったスキレットは旨味を十分に閉じ込めた料理をつくることができ、シーズニングなしでスキレットは語れないほど重要な作業になってきます。
さらにこの作業は繰り返せば繰り返すほどスキレットの表面の油馴染みが良くなり、それだけ調理がしやすくなっていきます。
スキレット愛好家界隈ではこのシーズニングのことを
「スキレットを育てる」
なんていうそうですよ!
なんとも愛情をかけたくなる響きですね!
では実際に私が試したシーズニングをご紹介します。
シーズニングの方法
①水洗いし、加熱して表面に油をひく
上記に述べたように金たわしで水洗いをして水気をふき取る工程は一緒なので省略します。
次にコンロやバーナーでスキレットを加熱しながら食用油を入れます。
そして小さくたたんだキッチンペーパーと菜箸を使って油を表面に薄く引きましょう。
3回くらい繰り返すとよいです。
②くず野菜を炒める
再び油を注いである程度温まったらくず野菜を投入して炒めます。
鉄特有の臭みをとるには玉ねぎや人参の皮・野菜の芯などの香りが強い香味野菜がおすすめです!
ちなみに私はくず野菜ではないかもしれませんが白菜の葉を使用しました。
これは効果があるのかはわかりません笑
③炒めたくず野菜を取り除き、再度油を馴染ませる
最後にもう一度油をひいたら完成です。よく頑張りました。
そしてすべての工程を終えたスキレットがこちらになります!
なんとも味があっていいぐあいになりましたね!
これからもじっくり育てていくぞー!
まとめ
- スキレットはサビたら金たわしでごしごし
- 食器用洗剤は控えてぬるま湯のみで洗うべし
- スキレットに水気は厳禁。洗ったらすぐ拭き取るべし。
- 油を表面に丁寧にぬるべし
- 余裕があったらシーズニングもやるべし
- 愛情をもってスキレットをそだてるべし
いかがでしたか。
これであなたもスキレットマスターですね。
よーし!今度のキャンプはスキレットでステーキ焼いちゃおう!